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溝井孝司のちゃらんぽらんちゃん。

溝井孝司のにっきです。児童文学みたいな人が書いてます。

声を聞くばかりで、出そうとはしてくれないの。

わたしは慰めていました。

たくさん声をかけています。

いまも、そうです。

 

大丈夫だ、大丈夫だと励ましています。

 

 

ぼくは言葉が分かりません。

この人はなにを言っているのでしょうか。

哀れんでいるようにみえます。

哀れんでいるの意味は分かりません。

励ましているのかもしれません。

励ましているの意味は分かりません。

 

あなたはぼくでしたね。

言葉を投げかけるばかりで、ぼくにはなりません。

ぼくに言葉はありませんが、ぼくの声を口に出そうとはしません。

 

ぼくは声を出したいのです。

だから、文字にしています。

これは聞こえます。

あなたが耳を澄ませば、聞こえてきます。

 

これはぼくであり、あなたの声だ。

 

砂漠に風が吹いた。

砂は舞った。

踊っているようだった。

感情のようだった。

 

それはわたしの中にいたのです。

わたしの中にあった砂漠は舞い上がった。

 

今日も踊っていた。

風が吹いた。

 

 

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体の中に砂がある。

目では追えないほどの細かい粒子が、静かにそこにいます。

ときに飛び交う時もあります。

 

耳を澄ませると聞こえてきます。

ぼくの声がねー

 

12月よろしく。