溝井孝司のちゃらんぽらんちゃん。

小説のような日記です。児童文学みたいな人が書いてます。

湖は文字になりました。

少し静かになってきましたね。

これが文字です。

粒子のようなものです。

 

言葉が流れているときは文字にしなくてもよいですよ。

あなたの音で響かせてみてください。

 

文字はいまのことです。

ここに言葉は必要ありません。

言葉は存在していません。

 

文字に意味はありません。

文字ではありません。

文字はありません。

 

これは文字ではなかったのです。

目ではみえていません。

拡大すれば見えるかもしれません。

 

それでもみえないかもしれません。

音なら聞こえるかもしれません。

匂いでも分かるかもしれません。

 

触れています。

いま、まさに触れています。

音に触れています。

吸収しました。

体の中で水が揺れています。

響いています。

波立っています。

 

影響です。

受け取っています。

たくさんの音を受け取っていました。

波立っているのを感じました。

水がありました。

ぼくは水です。

 

ようやく湖になりました。

いまなら文字が書けます。

 

文字には意味はありません。

しかし重要なことでした。

 

 

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水は揺れていました。

波立っているようでした。

言葉は流れてゆきます。

 

それはよい流れでした。

 

そのときは文字になりません。

文字になるのは湖だからです。

文字には意味はありません。

 

湖は文字になりました。