溝井孝司のちゃらんぽらんちゃん。

詩的な日記小説です。児童文学みたいな人が書いてます。

逃げるなら散歩しながら、続けながら、ながら逃げで。

早く逃げなさい。

追いつかれないように。

早く早く。

 

また、やってきました。

逃げても逃げても、あなたは追いかけてくる。

 

ものすごいスピードで。

どれだけ、文字にしたところで逃げきれることはないのでしょう。

それでも文字にしていくしかないようですよ。

 

隠れていたのでしょうか。

ただ、忘れていただけなのかもしれませんでした。

 

また、やってきました。

彼は襲いかかってきます。

覆いかぶさるように。

全身に容赦なくやってきます。

次第に体は動かなくなり、彼は語りかけてくるのです。

 

ヤメロ。

ムイミナコトハヤメロ。

 

ぼくのしていることは無駄なのかもしれませんでした。

全くもって意味のない行為でした。

ぼくはその声から逃げるのです。

声は強い。

意味は容赦なく襲ってくるのです。

 

ぼくは逃げることを決意しました。

それでも逃げるのです。

逃げることが立ち向かうことです。

堂々と、立ち向かうことが、ぼくは出来ます。

 

逃げることにしました。

言葉から、意味から逃げることにしたのです。

責任を取らないことにしました。

なぜなら、その言葉に意味に、責任はないからでした。

 

ただの文字で音でした。

意味にこだわることは、歩みを止めることでした。

わたしは歩むことにします。

散歩をしながら逃げています。

 

もし出会うことがあったら声をかけてください。

挨拶からはじまりますから。

 

 

 

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どーせ続けることしかできないのだから、堂々と逃げながら続けてゆけば、それで、よいのだと思いました。

 

ただ、コツコツとやるだけでよい。

憂いながら、嘆きながら、それでもやればよい。

 

それでよいのだと、言ってました。