溝井孝司のちゃらんぽらんちゃん。

詩的な日記小説です。児童文学みたいな人が書いてます。

大きな樹はぼくを守っていました。

恐怖の中に静けさがありました。

それは、探していたものに似ていました。

 

守られていました。

これはまぎれもない事実でした。

暖かく、抱きしめるようにいつの日も守ってくれているのです。

 

ぼくは握手しました。

ありがとうと言いました。

伝えきれない感謝をどうにか伝えようと、ありがとうと言い続けました。

 

そして、また必ず会いにくると伝えました。

 

今までここにいてくれてありがとうと。

また必ず来るからここにいてくださいと、願いました。

 

ぼくは守られていたのです。

大きな大きな柔らかさに包まれていました。

 

気づくとわたしの足は大地に根を張り、そこに立ち尽くしていました。

 

暑くも寒くもありませんでした。

ただ、大地と繋がりました。

そこにあった大樹と同じように、わたしは根を生やしました。

そして、強く強く生きていました。

それは大地とのつながりでした。

 

ぼくは1人でした。

しかし、会話をしました。

お話をしていたのです。

1人でしたしたが、紛れもなく対話を繰り返してました。

そこに言葉は必要ありませんでした。

感じることができたからです。

だから、ぼくはいま文字にし言葉にしていました。

 

また会いにきますね。

 

 

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熱海に来ています。

日も暮れて、時間ができ来宮神社へ行きました。

 

数年ぶりに訪れ、楠木と対面し、気づくと根を張っていました。

 

心地よく、また必ず会いに来ますと約束しました。