溝井孝司のちゃらんぽらんちゃん。

詩的な日記小説です。児童文学みたいな人が書いてます。

声を失ってはいけないんだ。

散歩するように。

すれ違いざまに交わす挨拶のように。

目を合わせ、おはようと伝える。

それだけのことで良いのだ。

 

集まろうとしなくていい。

たまたま通りすぎるだけで良い。

それこそが出会い。

それこそが人との関わりだ。

 

群れを作る必要などない。

決まった日時に集まるなんて、そんなこと必要ないのだ。

 

人は所属出来ないし、所有も出来ない。

いつからか、自分であることを証明するために、そうなってしまった。

 

それはあなたなのでしょうか。

そこにいるのはあなたですか?

私にはあなたの声が聞こえてこないのです。

もちろん喋ってはいますよ。

 

ただ、あなたから発する音がどうも不自然なのです。

 

もっともっと素晴らしい音色を持っていることを知っているからです。

 

あなたの声は誰かを自由にするし、楽しい気持ちにさせます。

 

そのことを知っているのです。

 

 

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ケストナーシリーズを読み進めている。

飛ぶ教室を読み終えた。

時代背景を知ると、ケストナーのスゴさが分かる。

 

自由に声を上げることが出来ない時代でも、なんらかの方法で声を上げていた。

 

これは警告なんだ。

声を失ってはいけないんだ。