溝井孝司のちゃらんぽらんちゃん。

小説のような日記です。児童文学みたいな人が書いてます。

20170905

カツサンド

 私はある調理場のにたどり着いた。今日のメインはパンのようで様々な種類のパンが置いてあった。真っ先にカツサンドが目に入りテーブルの上に腰掛けひとつ頂くことにした。サクサクした食感がたまらなくうまい。ソースの味も染みている。僕は夢中になってカツサンドをひとつ平らげた。

 食堂のような場所に人が集まってくる。みんな椅子に腰掛けて食事の準備が出来るのをまだかまだかと待ち構えている。私はどうやら共同生活をしてるようだった。しばらくすると190センチほどある大柄の男がやってきた。腕っ節もよくいかにも力がありそうだ。男はケータイを取り出すと撮った写真を見せ始めた。あたりがザワつき始める。視線は私に向けられていた。何事かと思い男に近寄りケータイを奪うとそこにはカツサンドを食べている私の姿が写っていた。

 「これは今日の昼の食料だ。お前は盗み食いをした」

 さあ、見てみろと言わんばかりにケータイはそこに座っていた100人ほどの人たちに見せて回る。私は昼の食料とも知らずに手を出してしまったのだ。男は高い位置から私の顔をあざ笑うかのように見ていた。

 「やめてください。知らなかったんです。でしたら私のお昼は抜いてもらって構いません」

 それでも大柄の男はその行為を止めようとはせず私以外の視線が私に突き刺さったのだ。いてもたってもいられなくなった私は男の腕を掴みやめてくれと談判した。しかし大柄の男は表情を変えることはなかった。大柄の男は腕の力で私の訴えを排除し私以外の視線で私の行き場をなくしたのだ。私の言い分が聞かれることはなかった。ただここにいる冷ややかで中傷的な目の数々に耐え忍ぶことしか私に選択肢はなかったのだ。

 

ワカメの記憶

 レタスにみーさんが焼いてくれていたベーコンとコーンを乗せて。オリーブオイルと塩で。パンを焼いてバターを塗りてんさい糖をかけて。おきまりのフルグラ。焼きそばは野菜多め。キャベツに人参しめじと玉ねぎ。しっかりと炒めて麺を焼く。焼く作業は腕にくる。焼きそばを作るのは筋力トレーニングだ。赤ワインと一緒に食べれるようにとローストビーフ。ワインオープナーがないことに気がつく。赤ワインはお預けでローストビーフだけ美味しくいただく。味噌汁には豆腐としめじ。出しは鰹節で。出来上がったら乾燥わかめを入れて戻るのをちょっとだけ待つ。戻ると増える。ワカメの不思議。小さく固まっていたワカメが息を吹きかえす。のびのびと味噌汁の海を泳いで、そして口の中に入れられる。優雅に泳いでいた海の記憶は一瞬にして胃袋の中へ。それでもワカメの記憶は僕の体の中をつたって伝え続けられるのだ。青い海の中で優雅に泳ぐワカメ。自由にユラユラと。目の前を通りぎていく魚たち。ワカメが見てきたものを思い出す。呼吸する貝たち。泡がフワフワと空に向かって飛んでいく。ワカメの記憶。するするとウンチになって着地。今日も出は良くて不快感のないウンチでした。

 

蜘蛛

 蝉の声が遠くなった。数も減ってきた。蜘蛛の抜け殻が落ちていたことに衝撃。家の中で。どうやらアシダカグモという蜘蛛のようだ。なんとゴキブリを食べくれる素晴らしい蜘蛛らしい。と思いつつもゴキブリ食べるんだと遠い目をしそうにもなる。それでもそうやって生きている生物もいるわけなのでなんとも言いがたい気持ちだ。そうそう蜘蛛が脱皮するなんて知らなかったのだ。蝉とか蝶々とかそういうのは知っていたが、まさか蜘蛛さんも脱皮されるなんて思いもよりませんでした。抜け殻は時間が経つと粉々になり跡形もなく消えていくらしい。蜘蛛は抜け殻のことを考えるのだろうか。殻をかぶっていた時代のことを思い出したり、懐かしんだりするのだろうか。

 俺は振り返らない。過去という概念がない。糸を吐いていること、そうやって食料を調達すること、先のことを考えない。ただ本能的に体が動くままに糸を吐きそこに捕らえられた虫を食料にする。これが俺たちだ。なぜ人間は過去とか未来とかそんな概念の中で生きているのか。俺はよく分からない。存在していない。俺は糸を吐くし、虫を食べる。時にゴキブリでさえ食べる。それがお前たちにとって喜ばしことで感謝したいと言うが何も欲しいと思わない。見返りなど必要ないのだ。これが俺の態度だ。何もいらない。何かを欲して行なっているわけではないからだ。感謝されたいとかそんな気持ちを持ったことがない。そもそも感謝とは何か。俺には感謝の概念がない。あるのは俺の態度だけだ。俺が生きる態度をお前らが都合の良いように書き立てているだけだ。俺は蜘蛛であるし無数の手足でもある。そこから生える毛の感触でもある。口から糸を吐き、虫を頬張る。俺の目は無数に存在する。俺は光を察知する。光をただ眺めているのだ。俺は頬張る。糸を吐く。よくでも感謝でもない。ただの行動の連続だ。俺は生きている。

 

三色アイス

 晩御飯を食べた後映画鑑賞。アヒルと鴨のコインロッカー。ボブディラン。神の声。前に一度見ていたことを思い出す。その頃にもうボブディランに出会っていたのかとなぜか嬉しくなる。みーさんが大人買いしたバーンホーテン3色を食べながら。バニラ、チョコ、ストロベリー。一緒に食べると美味しい。たまにおかしなことをしたくなるらしい。こうやって自分の常識を壊し続けるみーさん。確かにアイスは1種類と限定してしまうことがある。せっかくならアイスのちゃんぽんも良い。もはやなんの味だかわからないけれど確かに感じられる、バニラ、チョコ、ストロベリー。誰が先に味覚に到達するか。とてつもないレース展開を盛り上げるのは自分が感じたいと思う味への意識なのだろう。結局求めてしまうのはチョコとストロベリー。バニラよりもなぜか特別感を感じるのだ。味覚レースはチョコとストロベリーの一騎打ち。果たしてどちらが先に知覚されるのか。と、そんな風に三色アイスを楽しむのである。寝る前にパソコンを開いて海外の画家を調べ始める。パソコンを開くと過集中気味になり時間を忘れてしまう。途中みーさんに寝る前はほどほどにとさりげなく言われるが、注意しなくてはと思いつつ、つい眺めてしまう傾向あり。夜はパソコンを閉じて体を休めること。

 

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今日は展示の宣伝活動をする予定。

少し体が疲れているので無理せずに。