創作と探検の日記。

文、絵、歌、布など自給しています。

20171012

8歳

 どうなるかなんてまったくわからないんですよ。その状況の中で日々存在しているわけですから、何もうろたえることも、怯えることもないんだと思いますよ。だってもう決まりきっているわけですから。自分自身が選択しているようで、もっと大きな何かに動かされていることだってあるわけですからね。書くことで消化される。書くことが消化。文字にすることで消化。欠かすことのできない要素。自然。オーガニック。本来あるべき姿。表しきれない。絵は自由だというが絵だけでは表しきれない側面がある。だから文字が必要であり、言葉にすることでまた変わった側面が見えてくる。行き詰まった時に必要なのは抜け道を探すことだ。凝り固まらないことだった。ひとつのことに集中しないことだった。多様な状態、多面体。体自体になること。側面ではなく、まったく違った体を持ち続けることだった。それ重要。それこそ重要。過集中こそ危険。気の向くままに分裂させる。集中しない。多集中。多様体。体の居場所。あちらこちらに生み出すこと。新しい道は見つかる。それは思考の先、体内の先、奥へ奥へ。記憶を呼び覚ます。それは睡眠。夢を見る技術。縛りつけるものからの解放。それこそが夢の技術。深い記憶。奥へ奥へ。そこで眠る、あの時の、感情、危機感、嫌悪、引きこもり、隠蔽。忘れ去られていたはずの記憶を辿る技術。それこそ解放。解放への道。人権運動。奴隷解放宣言。宣言したのは一人の男だった。危機感だった。これまでの経験から来る危機感だった。それは8歳。似顔絵。自画像。批評。批判。恐れ。壁に貼られた自画像。剥がすこともできず、逃げ隠れ。怯える。3つ上の人間。ただ年が3つ上なだけ。危険な存在。バレてはならない。同じ人種と思われた瞬間に共同生活に歪みが生じる。それだけは避けなくてはならなかった。私の立ち位置を崩すわけにはいかなかったのだ。私が何事もなく平穏無事に暮らすための、6年間という長い拘束。なんの異変もなく暮らすための校則。守られていなかった。それは守られていなかった。私は愕然とした。それは無視だったのだ。まったくないものとして扱われてた人間。どうして追われるのだ。持ち逃げした人間を追っていた。全力で。追いつくことはなかった。私はその姿を無視した。関わってはいけなかった。危険な状態だったのだ。これは私の保身だ。私の身を守るためだった。知れてはいけない。身柄を拘束される。その瞬間に築き上げてきたものは崩れ去るのだ。簡単なものだ。立ち位置こそが重要なのだ。崩されてはいけない。しかし、いつの日も敵は私の牙城を崩すべくその隙を狙っているのだ。安易に眠ることもできなかった。その隙に首を取られてはいけない。これ戦時中。それ戦時中。戦いはいつの日も起こっていた。隣り合わせだった。一つ屋根の下だからだ。屋根は2つあった。俺とお前だ。俺とお前の屋根は明確に区別された。俺は共同生活を拒んだ。子供部屋の放棄。共に暮らすことへの嫌悪。許し難い行為。普通に生きろ。普通に生きろ。友達と仲良くしろ。まともにしてくれ。風呂に入れ。歯を磨け。汚れてはいけない。汚らわしい状態はいけない。嫌悪。嫌悪。甘いものではない。まだ表層。これは表層に過ぎない。何も浮かび上がっていない。何も起こっていない。これはただの表層のお絵かきに過ぎない。何も語られてない扉を開けるべきなのだ。開けなくてはならない。そのことを連呼。鼓動に聞く。危機感、争い、今こそ戦時中。今もまだ戦時中。終わることない。内面で起こる、あの記憶。危険、危険。アラート。緊急事態。緊急事態。避けて通れない。もうそこまで来ている。走れ。走れ。追いつけ。奪い返せ。その本。その本に重要な記載あり。終え。打ち首にしろ。燃やせ。殺しても構わない。それは許可が下りていた。許可が下りれば何をしても良い。それは許される行為ということだった。道徳心、倫理、無視。あってないもの。子供の喧嘩の方がよほどまとも。ありがとう。ごめんない。それが言えなくなった大きな人。武力行使武力行使。軍事力。軍事力。ダサいダサいダサい。私が持つ軍事力、戦闘力。0。0である。1ですらない。これは内面。私たちが引き起こしている。無意識が引き起こした争い。とめどなく続く。向かい合うべきは内面か。表層ではない。より奥へ、深くへ、深みへと。それが深海。暗闇。彷徨う。漂う中で確認するは動き、振動、しびれ、麻痺、感覚、船頭の動き、敏感に察知。紛れ込んではいけない。隔離せよ。完全に乖離した状態を保て。これ危険。危険な状態。緊急事態。緊急事態。爆撃開始。上空で爆撃。深海へ。奥へ奥へ。表層状では何も起こっていない。それは妄想。非現実的。非現実のアパート。それこそ現実。空間的な意図を持って答える。それこそが現実。それこそが必要。捨て去るな。走り去るな。追え、追え、負けるな。負けてはいけない。動じるな。怯えることも、塞ぎ込むこともない。ただ追い続ける。そして殴りかかれ。頭蓋骨を武器に、歯を狂気に変える。噛み砕け。理由なく、ただ変貌。変貌。意図はない。関係性の問題。崩せばいい。衝撃を与えるのみ。それだけで世界は一変するのだ。これが関係性。爆発。爆弾。原爆。突き落とした瞬間の関係性はいかに。出来事ではなく関係性に着目。注目すべきは関係性であり、それこそが修復すべき点であることを気づきながら無視、無視。強者弱者と振り分ける。おとなしくするな。噛み砕け。肘を突き立てろ。尖らせろ。突き抜け。その穴を眺めた時に見える、空洞。背中越しの世界。背中に写っていた世界を目の当たりにした時、私に何が起こるのか。何も変わらない。何も変わることはないのだ。変わるはずはなかった。変わることはなんの目的でもなく、群れることも目的にはならない。ただ孤立することだった。確固たる孤立。確立された孤立といってよかった。それを作り上げた男は部屋の中で何をする。何をしているのか。不器用でありながら、永遠に続ける器用さを持っていた。それこそが重要。それこそが手招きの対象。手を差し出したのは少年。男の子だった。8歳の男の子だった。

 

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暑い日が続く。

明日から雨らしいので洗濯、洗濯。